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ベルリン|製薬・農業

Bayer ベルリン|1970年代の圧迫感のある内部を、緑と静けさで解く

ベルリンのミュラー通りにある Bayer のオフィスビルです。1970年代の建築を映した圧迫感のある内部を、顔となるフォワイエから作り直しました。設計した HENN の公式資料から、その改修をご案内します。

会社 Bayer AG場所 ベルリン・ミュラー通り完成 2018年範囲 1階と上層階、役員のオフィス設計 HENN(協働 Lumen3、Muller-BBM)公式サイト bayer.com ↗
Bayer のロゴのあるエントランスホールと、垂直の緑
Bayer のロゴのあるエントランスホールと、垂直の緑

はじめに

抑えた形と素材で、会社の価値を表す

この建物は1970年代の建築を映した圧迫感のある内部で、いまの働く環境とは言えなくなっていました。改修では、休める場所とカフェとラウンジを備えた、顔となるフォワイエの設計に焦点を当てました。

エントランスホールは、最小限で静かな設計です。抑えた形と素材が本質に目を向けさせ、Bayer AG の中核の価値である透明性、誠実さ、明快さを表します。

01|緑

突き当たりの垂直の緑が、空間をやわらげる

エントランスホールの突き当たりには、垂直の緑があります。

この緑が内部の見え方に切れ目を入れ、空間全体をやわらげます。硬い素材が続く場所に、一か所だけ性格の違うものを置く手です。

02|カフェ

Wiener Cafe が、一息つく場所になる

New Work の考えに沿って、Wiener Cafe は対話と交換と、共にいることのための場所になっています。

同時に、社員が仕事から離れて一息つける場所でもあります。金色の壁とソファが、執務フロアとは違う空気をつくります。

Wiener Cafe のソファと金色の壁
Wiener Cafe のソファと金色の壁
Wiener Cafe を別の角度から
Wiener Cafe を別の角度から

03|カフェテリア

ガラスと天井高で、流れるようにつなぐ

2階にはカフェテリアがあり、大きなガラスと天井高の変化で隣の部屋とつながります。

カーペットの場所はラウンジのようになり、形式ばらずに過ごすのに向きます。

カフェテリアとカウンター
カフェテリアとカウンター

04|色

ベージュからアンスラサイトまで

色はベージュからアンスラサイトまで、つねに抑えた調子の布の面で構成されています。

強い色を使わないことで、緑と光が引き立ちます。

窓辺のラウンジ
窓辺のラウンジ

05|役員の階

14階にも、同じ家具を置く

役員のオフィスは14階にあり、内と外のラウンジを備えます。

家具はカフェや会議の場所と同じ系統です。階が変わっても同じものを使う、という選択です。この改修全体の目標は、内と外の空間をつなぎ、共用部の心地よさを高めることでした。

会社Bayer AG ↗
設計HENN(協働 Lumen3、Muller-BBM)
写真© HENN(HENN 公式プロジェクトページ)
出典HENN「Bayer Interior」
出典URLhenn.com ↗
OFFICEMILL