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サンフランシスコ|クラウドストレージ

Dropbox サンフランシスコ本社|2,000人ひとりに、自分の場所だと思える村をつくる

Dropbox のサンフランシスコ本社は、2,000人の社員それぞれに「自分の場所」の感覚を渡せるか、という問いから設計されました。答えは、放射状の村です。設計した Rapt Studio の公式資料から、その作りをご案内します。

会社 Dropbox場所 サンフランシスコ人数 社員2,000人設計 Rapt Studio考え 放射状の村と、性格の違うネイバーフッド公式サイト dropbox.com ↗
ロビーの木のベンチを上から見る
ロビーの木のベンチを上から見る

はじめに

大きな建物を、街のように歩けるようにする

Dropbox のアプリは、最小限で連続した画面です。一方、本社の感じ方は場所ごとに大きく変わります。スケール、素材、色、感覚の手がかりを変えることで、気分と働き方ごとに違う場所をつくりました。

その結果、大きな建物を歩くことが、目印と行き先をたどって街を歩くことに近くなります。以前のオフィスは通路の音で仕事がしづらく、作業と協働の場所が一様で、自分の席に「家」の感覚がありませんでした。創業者のドリュー・ハウストンは「空間の違いを語る物語の乗り物がほしい」と話しています。

01|ロビー

鏡が、街との境目を消す

ロビーには大きな鏡があります。通りを歩く人が、そこに自分の姿を見る。Dropbox が街の映し鏡になる、という考えです。

中央には特注のベンチが置かれます。Matthias Pliessnig との共同制作で、外にいる感覚を中に持ちこむ、土や大地を思わせる造形です。ロビーは「村を囲む野原」のような移行の場所になりました。

木のベンチに座る人と、鏡のロビー
木のベンチに座る人と、鏡のロビー
木のベンチの造形
木のベンチの造形
ベンチをつくっているところ
ベンチをつくっているところ

02|集中の部屋

暗さで、使い方を伝える

Deep Focus room は、暗く落とした部屋です。暗さ、濃い色、すっきりした線で、集中して書く場所だと伝えます。

隣には映画から着想した「ウォールーム」が並び、急ぎの対応のための部屋になっています。

暗い Deep Focus room とリングの照明
暗い Deep Focus room とリングの照明

03|長机

向かい合って座り、画面は見せない

丸い角とやわらかい色の部屋には、濃い木の長机を置いて場所を落ち着かせました。

昔の大学図書館の閲覧机のように、向かい合って座りながら、画面はたがいに見えません。

アーチの部屋とカスタムの長机
アーチの部屋とカスタムの長机
アーチの部屋を別の角度から
アーチの部屋を別の角度から

04|ネイバーフッド

場所ごとに、性格を変える

フロアは性格の違うネイバーフッドに分かれます。青と白の模様の場所、オレンジのラウンジ、棚の並ぶ部屋。

どこにいるかが一目で分かるので、待ち合わせの説明が短くなります。

青と白の模様の空間
青と白の模様の空間
オレンジのラウンジと本棚
オレンジのラウンジと本棚
棚のある部屋
棚のある部屋

05|窓辺

本とカーテンのある、静かな一角

窓辺には本とカーテンのある一角があります。

村の中に、一人になれる家が点在している、という作りです。

窓辺のカーテンと本
窓辺のカーテンと本
会社Dropbox ↗
設計Rapt Studio
写真© Rapt Studio(Rapt Studio 公式プロジェクトページ)
出典Rapt Studio「Dropbox」
出典URLraptstudio.com ↗
OFFICEMILL