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アムステルダム|銀行

ING Cedar|自転車の道が建物を突き抜ける、オランダ最大の銀行の新しい家

オランダ最大の銀行 ING が、アムステルダム南東部の Cumulus Park に開いたオフィス「Cedar」です。5階建ての2棟をガラスの歩道橋でつなぎ、自転車の道が建物を突き抜けます。設計した Benthem Crouwel Architects の公式資料から、要点をご案内します。

会社 ING場所 アムステルダム Cumulus Park開業 2020年1月7日設計 Benthem Crouwel Architects と HofmanDuJardin人数 社員2,800人公式サイト ing.com ↗
夕方の Cedar。1階に明かりがともる
夕方の Cedar。1階に明かりがともる

はじめに

力を誇示せず、透明さとつながりで建てる

Cedar は5階建ての2棟を、ガラスの歩道橋でつないだ建物です。建物と内装と周りの公園を、一つのまとまりとして設計しました。

金融機関の建物は、ふつう警備と力強さを前面に出します。Cedar はそれをやめ、透明性、つながり、協働に軸を置きました。環境の評価 BREEAM-NL では最高ランクの Outstanding を取っています。

01|自転車

道が、建物を突き抜ける

自転車の道が Cedar を直接くぐり抜けています。建物を、街を回るときの障害物ではなく、都市空間の一部にするためです。

敷地の奥に建物を寄せたことで、前面に大きな緑地が生まれました。この都市の庭は Karres en Brands が設計しています。

キャノピーの下を通る人と自転車
キャノピーの下を通る人と自転車
公園側から見る Cedar
公園側から見る Cedar

02|キャノピー

日よけが、2棟を一つに見せる

丸みのあるキャノピーがファサードを巻き、2棟を視覚的につなぎます。同時に日よけとして働き、執務空間を日射の熱から守ります。

なめらかな曲面のファサードと、床から天井までの窓が、建物に親しみやすい表情を与えています。

芝生ごしに見るファサード
芝生ごしに見るファサード
長く続くファサード
長く続くファサード
歩く人と建物
歩く人と建物

03|アトリウム

明るく風の通る、二つの吹き抜け

内部では、明るく風通しのよいアトリウムが中心になります。低層で階の奥行きが大きいため、どの階にも広いオープンスペースが取れます。

平面がアトリウムの周りと中を通るように組まれているので、移動が短くすみます。将来、別の使い方に変えることもできる作りです。

空を映すファサード
空を映すファサード

04|プラットフォーム

木の台が、階と階をつなぐ

HofmanDujardin が内装と、二つのアトリウムを横切る浮かぶプラットフォームと階段を設計しました。

木のプラットフォームは、デジタルの基盤としての21世紀の銀行を象徴します。可動の金属フレームで囲えば、打ち合わせにも、室内の庭にも、展示にも使える一時的な部屋になります。

ファサードを見上げる
ファサードを見上げる

05|1階

コーヒーバーと、顧客のための店舗

にぎやかな1階には、コーヒーバー、フードコート、イベントホール、そして形式ばらない打ち合わせの場所があります。顧客が使える店舗も入ります。

大きな銀行の社員が持つ、それぞれの望みに応えるために、性格の違う場所を層のように重ねています。

屋上のソーラーパネルと、遠くのスタジアム
屋上のソーラーパネルと、遠くのスタジアム
会社ING ↗
設計Benthem Crouwel Architects と HofmanDuJardin(外構 Karres en Brands)
写真© Benthem Crouwel Architects(Benthem Crouwel Architects 公式サイト)
出典Benthem Crouwel Architects「ING の新しいオフィスが開きました」(2020年1月7日)
出典URLbenthemcrouwel.com ↗
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