はじめに
力を誇示せず、透明さとつながりで建てる
Cedar は5階建ての2棟を、ガラスの歩道橋でつないだ建物です。建物と内装と周りの公園を、一つのまとまりとして設計しました。
金融機関の建物は、ふつう警備と力強さを前面に出します。Cedar はそれをやめ、透明性、つながり、協働に軸を置きました。環境の評価 BREEAM-NL では最高ランクの Outstanding を取っています。
01|自転車
道が、建物を突き抜ける
自転車の道が Cedar を直接くぐり抜けています。建物を、街を回るときの障害物ではなく、都市空間の一部にするためです。
敷地の奥に建物を寄せたことで、前面に大きな緑地が生まれました。この都市の庭は Karres en Brands が設計しています。


02|キャノピー
日よけが、2棟を一つに見せる
丸みのあるキャノピーがファサードを巻き、2棟を視覚的につなぎます。同時に日よけとして働き、執務空間を日射の熱から守ります。
なめらかな曲面のファサードと、床から天井までの窓が、建物に親しみやすい表情を与えています。



03|アトリウム
明るく風の通る、二つの吹き抜け
内部では、明るく風通しのよいアトリウムが中心になります。低層で階の奥行きが大きいため、どの階にも広いオープンスペースが取れます。
平面がアトリウムの周りと中を通るように組まれているので、移動が短くすみます。将来、別の使い方に変えることもできる作りです。

04|プラットフォーム
木の台が、階と階をつなぐ
HofmanDujardin が内装と、二つのアトリウムを横切る浮かぶプラットフォームと階段を設計しました。
木のプラットフォームは、デジタルの基盤としての21世紀の銀行を象徴します。可動の金属フレームで囲えば、打ち合わせにも、室内の庭にも、展示にも使える一時的な部屋になります。

05|1階
コーヒーバーと、顧客のための店舗
にぎやかな1階には、コーヒーバー、フードコート、イベントホール、そして形式ばらない打ち合わせの場所があります。顧客が使える店舗も入ります。
大きな銀行の社員が持つ、それぞれの望みに応えるために、性格の違う場所を層のように重ねています。

