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バーゼル|製薬

Novartis Campus|工場だった街区を、建築家の名前が並ぶ通りに変える

スイス・バーゼルにある Novartis のグローバル本社です。約8,000人が働くこのキャンパスは、かつての工業地帯でした。安藤忠雄、SANAA、フランク・ゲーリー、槇文彦、谷口吉生。公式の建築家マップに並ぶ名前から、この場所をご案内します。

会社 Novartis場所 バーゼル(スイス)人数 約8,000人マスタープラン Vittorio Magnago Lampugnani成り立ち かつての工業地帯を研究・開発・経営の場に公式サイト novartis.com ↗
秋のファブリーク通り15番地
秋のファブリーク通り15番地

はじめに

建築と空間の設計で、対話と協働を促す

Novartis Campus は、バーゼルにある Novartis のグローバル本社です。約8,000人が働き、研究・開発・経営が部門やチームを越えて行われる場になっています。

かつての工業地帯の性格は、いまでは先を見た実験室の形と、働く場所と出会う場所が混じるオフィスに置きかわりました。建築と空間の設計によって対話と協働を可能にすること。それが建築家 Vittorio Magnago Lampugnani によるマスタープランのもとの考えです。

01|通り

建物の間の道が、キャンパスの背骨

キャンパスの中心を貫くのがファブリーク通りです。両側に建物が並び、人が歩いて行き来します。

2番地の正門は妹島和世と西沢立衛(SANAA)が2006年に、4番地はペーター・メルクリが2006年に、6番地はディーナー・アンド・ディーナーほかが2005年に手がけました。

建物の間の通りを歩く人
建物の間の通りを歩く人
木のある広場と建物
木のある広場と建物

02|建築家の一覧

一つの敷地に、時代ごとの設計者

12番地はアドルフ・クリシャニッツ(2008年)、14番地は Vittorio Magnago Lampugnani(2008年)、15番地はラファエル・モネオ(2009年)。

10番地はデイヴィッド・チッパーフィールド(2010年)、18番地はエドゥアルド・ソウト・デ・モウラ(2011年)、22番地は安藤忠雄(2010年)、28番地は槇文彦(2009年)です。

色ガラスの建物と Novartis の塔
色ガラスの建物と Novartis の塔

03|広場と庭

Square 3 と、フィジック・ガーデン

Square 3 はフランク・ゲーリーによる2009年の建物です。Physic Garden 3 は谷口吉生が2010年に手がけました。

Virchow 6 はアルヴァロ・シザ(2011年)、Virchow 16 はジャック・ヘルツォークとピエール・ド・ムーロン(2015年)、Asklepios 8 はフアン・ナバーロ・バルデベーグ(2014年)です。

木立と芝生、屋外の席
木立と芝生、屋外の席

04|川沿い

ライン川の岸を、憩いの場所に

キャンパスはライン川に面しています。岸の芝生には人が集まり、街の眺めが広がります。

外で食事をする場所も用意され、働く時間の中に外に出る理由が組みこまれています。

ライン川沿いの芝生と街の眺め
ライン川沿いの芝生と街の眺め
高い木の下の屋外の席
高い木の下の屋外の席

05|Pavillon

2022年、街に開く展示の建物

Novartis Pavillon は AMDL Circle とミケーレ・デ・ルッキによる2022年の建物です。

キャンパスはツアーの予約ができ、Pavillon の展示「Wonders of Medicine」も見学できます。会社の敷地を閉じない姿勢が、ここに表れています。

川と街、丸い Novartis Pavillon
川と街、丸い Novartis Pavillon
キャンパスの研究室
キャンパスの研究室
会社Novartis ↗
設計建物ごとに異なる(公式の建築家マップのとおり)
写真© Novartis(Novartis Campus 公式サイト)
出典Novartis Campus「Inside Our Campus」・Novartis「Architects map of Novartis Campus」
出典URLcampus.novartis.com ↗
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