はじめに
北欧の森と、氷がつくった起伏を読み解く
SLA は Novo Nordisk の新本社のために、北欧の自然から着想した公共の公園をつくりました。本社では1,100人の管理部門の社員が働きます。
この風景は、スカンジナビアの森と、死んだ氷がつくった起伏の地形を読み解いたものです。社員、来訪者、近隣の人のための憩いの場所として働きます。
01|水
敷地に降る雨を、すべて受けとめる
公園は100パーセントの水収支を保ちます。敷地と建物に降る雨をすべて受けとめ、植物の潅水に使います。
気候への強さと、費用の節約の両方につながります。

02|木
2,000本が、自ら整う生態系になる
2,000本を超える新しい木が、やがて小さな森と、自ら整う生態系に育ちます。
植栽は在来の植物を軸に、野生の表情を持ち、自然の遷移と最小限の手入れで育つように組まれています。


03|道
光と影と音で、予測できない体験をつくる
道のつくり方で、光と影、色、音の変化により、多様で予測できない体験を生みます。
同じ道でも、季節と時間で違う場所になります。


04|枯れ木
そのまま残して、すみかにする
枯れた木はそのまま残され、甲虫や菌類、動物のすみかを支えます。
生まれ変わった場所では、めずらしい昆虫の種も見つかっています。

05|夜
照明が、木を浮かび上がらせる
夜には照明が木を浮かび上がらせます。
この公園は2014年に Danish Lighting Award と Scandinavian Green Roof Award を受けました。

設計SLA(リード・ランドスケープアーキテクト。協働 Henning Larsen Architects、NIRAS)
写真© SLA(SLA 公式プロジェクトページ)
出典SLA「Novo Nordisk Nature Park」
出典URLsla.dk ↗
