はじめに
山と谷で、部屋を分けずに空間を分ける
Voyager の中心には多層の「山」があります。庭やベンチ、カフェ、オフィスが段になって積み重なり、両側の「谷」が共用の場所と会議室・執務を分けます。壁で仕切らず、地形で分けるという考え方です。
2017 年に完成した隣の Endeavor と合わせ、NVIDIA のサンタクララ本社は 2 棟体制になりました。2 棟の間には 4 エーカーの庭があり、太陽光パネルを載せたトレリスが日陰をつくります。
01|ベースキャンプ
山のふもとで、来客を迎える
受付は山のふもとにあり、社内では「ベースキャンプ」と呼ばれています。山に登る前に集まる場所、という意味です。
天井には三角形の天窓が並び、自然光が奥まで届きます。三角形は NVIDIA のロゴにもある、この会社の形です。


02|山
段になった執務と、緑の壁
山の各段に、オフィスと打ち合わせの場所が載っています。CEO のジェンスン・フアンは「すべての社員に眺めを」と求め、緑の壁と大きな窓の中で働く形になりました。
どこにいても外が見えることが、この建物の約束です。


03|中二階
谷を見下ろす、集まる場所
中二階からは谷を見下ろせます。会議室と共用の場所が上下に重なり、移動の途中で人に会う仕組みです。


04|公園
2棟をつなぐ、4エーカーの庭
Voyager と Endeavor の間には公園があり、遊歩道でつながっています。昼休みにはここで食事をする人が集まります。


会社NVIDIA ↗
設計Gensler
写真© NVIDIA / Gensler(撮影 Jason O’Rear。NVIDIA Newsroom)
出典NVIDIA Newsroom「NVIDIA Headquarters」・NVIDIA Blog「Meet the Designer Creating Spaces Where NVIDIANs Do Their Life’s Work」
