はじめに
部署の違う人を、同じ広場に集める
Pixar のスタジオには、ストーリーアーティスト、アニメーター、コンピューター科学者が集まります。考えを交わし協働する文化を、建物そのもので支えるという考え方です。
倉庫街という立地と、会社の技術的な創造性に応えて、意匠は工業的です。600人のために設計された鉄骨と組積造の2階建てで、中心に大きなアトリウムが置かれました。
01|アトリウム
タウンセンターが、場所をつなぐ
中心の大きなアトリウムは、キャンパスの広場として働きます。ロビー、会議室、ラウンジ、カフェがそこに面します。
この動きのあるタウンセンターが、オフィスと通路と250席のシアターをつなぎます。部署が違っても、一日に何度かここを通ります。


02|素材
レンガ、鉄、木、ガラス
素材はレンガ、サンドブラストしてクリア塗装した構造用鉄骨、あらわしの木のデッキ、ガラス、ステンレスです。
細部まで丁寧につくられ、工業的でありながら手ざわりのある空間になっています。

03|光
のこぎり屋根の天窓が、光をやわらげる
特注の屋根トラスが、のこぎり屋根の天窓を支えます。直射ではないやわらかな光が、空間の奥まで届きます。
大きな空間ほど、光の入れ方が居心地を決めます。
04|橋
屋根から吊った2本の歩道橋
幅60フィートのアトリウムを、屋根から吊られた2本の歩道橋が渡ります。
構造の美しさが目に見える形になっていて、同時に上の階どうしの近道にもなっています。

設計Bohlin Cywinski Jackson
写真© Bohlin Cywinski Jackson(Bohlin Cywinski Jackson 公式プロジェクトページ)
出典Bohlin Cywinski Jackson「Pixar Animation Studios」
出典URLbcj.com ↗
