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ミュンヘン|電機・インフラ

Siemens ミュンヘン本社|1階と中庭を街に開き、電力を90%減らす

ミュンヘンの中心、ヴィッテルスバッハ広場に建つ Siemens の本社は、1 階と 3 つの中庭を誰でも通り抜けられる本社です。歴史ある宮殿を抱きこんだ設計と、前の本社より電力を 90% 減らした仕組みを、公式の報道資料からご案内します。

会社 Siemens場所 ミュンヘン・ヴィッテルスバッハ広場開業 2016年6月24日設計 Henning Larsen Architects広さ 地上約45,000㎡・社員約1,200人公式サイト siemens.com ↗
Siemens 本社の外観。手前の広場は誰でも通り抜けられる
Siemens 本社の外観。手前の広場は誰でも通り抜けられる

はじめに

本社を、街の通り道にする

この本社の 1 階と 3 つの中庭は、社員でなくても自由に通れます。市の中心と美術館地区をつなぐ歩行者の近道が、建物の中を通っているのです。中庭には 12 本の木が植えられ、飲食店もあります。

敷地には 19 世紀の宮殿ルートヴィヒ・フェルディナント・パレが残ります。Siemens はそれを改修し、新しい建物と一体にしました。工期は 6 年、うち建設に 3 年。2016 年 6 月 24 日に開業し、約 8,000 人が祝いの日に集まりました。

01|入口

リベスキンドの「Wings」が迎える

入口に立つのは、建築家ダニエル・リベスキンドによる高さ 10 メートルの彫刻「Wings」です。LED の動きがデジタル化を表しています。

ミラノから運ばれてきたこの作品が、本社の顔になっています。

入口の「Wings」
入口の「Wings」
「Wings」。LED が動く
「Wings」。LED が動く

02|アトリウム

公共の入口であり、集まる場所

アトリウムは一般にも開かれた入口で、社員が集まる場所でもあります。ラウンジの周りにはガラス張りの会議室が並び、アトリウムに向かって開いています。

アトリウム
アトリウム
ラウンジとガラスの会議室
ラウンジとガラスの会議室

03|執務フロア

6階に分かれた、開かれたオフィス

執務は 6 つの階に分かれ、チームを越えた協働を促すオープンな配置です。人間工学と環境の基準に沿った、現代的な働く環境だと Siemens は説明しています。

オープンな執務フロア
オープンな執務フロア
執務フロア
執務フロア

04|宮殿

3階の渡り廊下で、新旧をつなぐ

歴史ある宮殿と新しい建物は、3 階の渡り廊下でつながっています。講堂には 13 平方メートルの LED スクリーンがあり、全社の集まりに使われます。

宮殿と新しい建物
宮殿と新しい建物
3階の渡り廊下
3階の渡り廊下
講堂
講堂

05|中庭

12本の木と、通り抜けの道

中庭の木は、それぞれ灌漑と排水を備えた大きな鉢に植えられています。樹冠が緑の天蓋になり、下を歩く人に日陰をつくります。

この建物は前の本社に比べて電力を 90%、水を 75% 減らし、LEED と DGNB の両方でプラチナを取りました。

中庭の木
中庭の木
会社Siemens ↗
設計Henning Larsen Architects
写真© Siemens(Siemens Press)
出典Siemens Press「New corporate Headquarters, Munich」
出典URLpress.siemens.com ↗
OFFICEMILL