はじめに
働く場所の真ん中に、街の通りをつくる
Sky Central の中心には、大きなアトリウムと、高い位置に置かれた生放送のスタジオがあります。そして主要な入口どうしをつなぐ長い内部のストリートが、社交と空間の背骨として建物を貫きます。
この通り沿いに、働く場所、食事の場所、形式ばらない打ち合わせの場所、映画館、そして支える機能が並びます。人が動き、行き交い、組織を越えて出会うことを促す環境です。
01|内部のストリート
入口と入口を、一本の道でつなぐ
長い内部のストリートが、主要な入口をつないでいます。通りに沿って席や食事の場所が並び、歩くこと自体が用事になります。
3,500人という人数でも、この一本の道があることで、たがいの居場所がつかめます。


02|アトリウム
木の天井の下の、大きな吹き抜け
中心のアトリウムは木の天井に覆われ、各階のバルコニーがそこに向かって開きます。上下の階にいる人の気配が、たがいに伝わります。
高い位置には生放送のスタジオが置かれ、建物の内側に視線が集まる構成になっています。



03|ネイバーフッド
大きさを、人のスケールに割り直す
これだけの規模でありながら、建物はいくつもの「ネイバーフッド」に分けられています。働く場所を人のスケールに近づけ、使い方の違いを受けとめるためです。
自然光の入る大きなフロアプレートと、柔らかく効率のよい計画が組み合わされ、働き方が変わっても建物が応えられるようになっています。

04|木
構造と天井を、木で見せる
木の天井と梁があらわしになり、建物全体の印象をつくります。事務所というより、大きな市場や駅の構内に近い空気です。
材料の見せ方ひとつで、同じ床面積でも居心地は変わります。

05|外観
縦のルーバーが、光を受ける
外観は縦のルーバーが連なる構成です。時間帯によって表情が変わり、キャンパスの顔になっています。


