はじめに
スイスの森が2時間で育てる量の木で、本社を建てる
屋根と壁を兼ねるグリッドシェルには、約 4,600 本の木の梁と約 2,800 のハニカムの部材が使われています。木材は 1,997 立方メートル、主にスイス産のトウヒ。この量の木は、スイスの森が 2 時間かからずに育てると Swatch は説明しています。
長さ 240 メートル、幅 35 メートル、高さは最大 27 メートル。5 層で 25,000 平方メートル。工期はほぼ 5 年で、2019 年 10 月に落成しました。設計は 2014 年のプリツカー賞を受けた坂茂です。
01|建物
蛇のようにうねる、木の屋根
ファサードは 11,000 平方メートルを超え、曲面のソーラーパネル 442 枚が組みこまれています。発電は年 212.3 MWh で、スイスの 61 世帯分です。


02|ロビー
木の格子の下で
ロビーに入ると、頭上に木の格子が広がります。柱のない大きな空間が、この構造の見せ場です。


03|執務
5層の中で、木に囲まれて働く
執務フロアは 5 層。9 つのバルコニーがあり、それぞれ 10 から 20 平方メートル。冷暖房には地中の 9 本の井戸を使います。



04|Cité du Temps
隣の建物とつながる
屋根は隣の「Cité du Temps」まで続きます。80 × 17 × 28 メートルの建物で、15 メートルの幅を持つ 14 のアーケードが並びます。駐車場は 170 台、駐輪場は 182 台です。



会社Swatch ↗
設計坂茂建築設計
写真© Swatch Group
出典Swatch Group「SWATCH INAUGURATES ITS HEADQUARTERS IN BIEL」(2019年)
出典URLswatchgroup.com ↗
