はじめに
古い工場地区に、新しい技術の会社が入る
かつての工業地区の再開発で、赤れんがの建物に新しいブランドが集まってきました。速く動き、つくることを大切にする Tencent の気風に合う土地です。
設計事務所は、6棟のうち4棟を側面の開いた橋でつなぎました。同じ素材、色、形を使い、外と内の境目をやわらげています。
01|素材
外の赤い木の床を、室内にも
外の橋に使われた赤い木の床と、むきだしの鉄骨が、室内にも現れます。
赤れんがの外壁も同じです。室内の色は外の色合いをまね、落ち着いた土の色が緑の壁と合わさります。


02|吹き抜け
雲のある吹き抜けと、積み重なる部屋
本棟には、天井までガラスの吹き抜けの入口があり、独自の「雲」が浮かびます。
向かいには、打ち合わせと作業の場所が積み重なった「崖」のような面が立ちます。新しい中二階には、改まった打ち合わせの部屋と、くだけた話し合いの場所が重なります。


03|可変
ガラスの壁が動き、広さが変わる
打ち合わせの部屋が並ぶ一画も、形を変えられます。
ガラスの壁が動くため、広げたり狭めたりできます。開け放てば、大人数が集まれる1つの場所になります。



04|素材と空気
水性の樹脂と、低い揮発成分
室内の仕上げ材は、自然のもの、地元で採れたもの、再生したものから選ばれています。
木の床は刺激の少ないワックスで磨かれ、塗装は水性の樹脂です。揮発成分の少ない仕上げが、室内の空気を保ちます。

出典M Moser Associates 公式プロジェクトページ「Tencent, Guangzhou」
出典URLmmoser.com ↗
写真©M Moser Associates(設計事務所の公式プロジェクトページ)



