はじめに
レースの手ざわりを、仕事場に持ちこむ
社員を1か所に集めるにあたって、会社が望んだのは、勢いのあるチームの空気を強めることでした。設計事務所は、工場のような荒い質感の仕事場をつくっています。
ブランドを場所の全体に行きわたらせるため、素朴で飾らない素材が選ばれました。粗い仕上げとなめらかな仕上げが混ざり、レースの手ざわりを思わせます。
01|場所
カフェ、くつろぎの場所、囲いのある部屋
くだけたカフェと、くつろぎの場所があります。
開けた打ち合わせの場所と、囲いのある部屋もそろい、席を立ってすぐ話し始められます。

02|仕上げ
むきだしの天井と、工場用の照明
むきだしの天井と工場用の照明が、ブランドの荒々しさを表します。
耐候性鋼をまねた壁材、円すい形の黒い吸音材を並べた役員会議室の壁、傷のついた扉枠が、コースで越えた障害と手にした記録を思い起こさせます。

03|費用
ジャムの瓶を、照明の笠に
費用をおさえるため、拾い集める発想で設計されました。
ジャムの瓶が吊り照明になり、再利用した木とコンクリートブロックが打ち合わせ用の机に組まれています。その机には会社のしるしと、参加者の署名が刻まれています。

出典M Moser Associates 公式プロジェクトページ「Tough Mudder, Brooklyn」
出典URLmmoser.com ↗
写真©M Moser Associates(設計事務所の公式プロジェクトページ)



