はじめに
部屋の重なりから、知が生まれる
設計の中心にある考えは、ぐるりと回り、交差し、終わりがないように見える帯です。コンクリートで打たれたその帯が、建物の構成を主題として浮かび上がらせます。
この構造の考えは、部屋の重なり合う配置によって知が生まれるマトリクスに翻訳されています。似た機能を並べるのではなく、重ねることで生まれるものに賭けた計画です。
01|帯
コンクリートの帯が、建物を巻く
コンクリートの帯が建物を巻き、交差します。どこが始まりでどこが終わりか分からない形です。
外から見ると、その帯が水平の線として建物の表情をつくります。

02|アトリウム
4層のガラスの吹き抜けが、心臓
キャンパスは4層のガラスのアトリウムを中心に構成され、そこが組織の心臓部になります。
大きな吹き抜けに面して各階が開き、上下の気配が伝わります。

03|階段
開かれた階段が、直接の接触を可能にする
「開かれた階段が、たがいの直接の接触とやり取りを可能にする」と説明されています。
階段は移動のためだけでなく、人が出会うための装置として置かれています。

04|セミナールーム
高さを変えて、中心の周りに集める
セミナールームは中心の空間の周りに、高さを変えながら集まります。
通路は、キャンパスの協働的な開かれ方を強調するように意図して設計されました。
