はじめに
街の歴史から、色と形を決める
この地区はかつて Ladies’ Mile と呼ばれ、金ぴか時代に商いと社交、そして女性の自立の場としてにぎわいました。
その華やかさから、アーチの形、濃い色、手ざわりのある仕上げ、あたたかい木、表情のある照明を選んでいます。
01|くぐる
かまぼこ型の天井の受付
受付は、かまぼこ型に丸い天井の広間です。漆喰の天井が、隠した縁から照らされます。
くるみ材で縁取られた開口をいくつもくぐって、奥へ進みます。

02|集まる
カフェを社交の中心にする
となりのカフェが、人の集まる中心です。
くるみ材の島と濃い石の天板が、彫刻のような吊り照明の下に据えられ、共用の長机が働く場にも食事の場にもなります。

03|しつらえる
緑のベルベットの作りつけ席
カフェの縁には、畝のある緑のベルベットとオリーブ色の革を張った特注の作りつけ席があります。
上の壁は角を丸めたくるみ材の飾り棚で、棚板は深い紫です。個人の書斎のような親密さが出ます。

04|逃がす
植物の壁画の居間と、紫の会議室
受付のすぐ横には、曲線の椅子と植物の壁画、えんじ色のベルベットの垂れ幕、オリーブ色の漆喰の壁の居間があります。
階の中央にも画廊のような居間があり、会議室にはオリーブと紫の色、柄のある壁紙、くるみ材の家具が使われています。




