はじめに
引っ越しを、会社の変わり目として扱う
住所が変わるだけの移転にはしないという前提から始まりました。事業の移り変わりが形になる場所にする、という注文です。
目指したのは、入った人が「今日のなかの未来に足を踏み入れた」と感じながら、会社の歴史と価値観ともつながっている状態でした。
01|やわらげる
事務所らしさを減らす
もとにしたのは、ホテルや飲食の場が持つあたたかさと居心地です。
前のオフィスにあった堅い事務所らしさから離れ、迎え入れる感じと、くつろげる住まいのような感じを選びました。



02|受ける
建物の素のままを生かす
Space House はむき出しの設備とコンクリートの構造を持っています。力強い背景ですが、そのままでは冷たくもなります。
建物と張り合わずに受け止め、材料を重ね、やわらかい仕上げと細かな納まりで温度を足しました。



03|語る
ロゴを貼らずに自分を示す
ブランドの見せ方はひかえめです。大きなロゴや派手な図柄には頼っていません。
代わりに、記録写真、素のままの建設材料、技術の歴史を思わせるものが、場所のあちこちに置かれています。





