はじめに
縦に積んだ村。1フロアに5つの近隣
Clive Wilkinson Architects はこのオフィスを「縦のギリシャの村(vertical Greek village)」と呼んでいます。1つのフロアに5つの近隣(neighborhood)を置き、それぞれを100人ほどの単位としました。
村に広場があるように、共用の場所にもテーマが与えられています。食卓、図書室、庭、ツリーハウス、遊戯室、コーヒーハウスという6つの名前が付けられました。
01|吹き抜け
10層をひとつにつなぐ
建物の中心には10層をつらぬく吹き抜けがあります。上下の階の様子が見え、3,000人が同じ建物にいることが実感できます。
吹き抜けに面して、色ガラスで囲った小部屋が張り出します。


02|広場
食卓、図書室、庭、ツリーハウス
共用の場所には、食卓(dining table)、図書室(library)、庭(garden)、ツリーハウス(tree house)、遊戯室(playroom)、コーヒーハウス(coffee house)という名前が付いています。
名前があることで、どこで待ち合わせるかが一言で伝わります。


03|働き方
活動に合わせて、場所を選ぶ
席を固定せず、その日の活動に合わせて場所を選ぶ方式(ABW)が採られています。5つの近隣と6つの広場が、選べる場所として用意されました。
前のオフィスで使っていた家具は再利用されています。


04|設備
港の水で冷やす
冷房には港の水を使った冷却と、チルドビーム(天井の冷却梁)が用いられています。照明はゾーンごとに制御されます。
環境性能は Green Star と LEED の最高水準を上回る、と設計事務所は記しています。






