はじめに
変化の速い分野に、動きやすさで応える
人工知能の分野は変化が速く、設計事務所はそれに動きやすさで応えました。働き方の調査をもとに、人を中心に置いた環境がつくられています。
ふつうの執務フロアは開けた作りで、ガラスの間仕切りが見通しと共同作業の姿勢を表します。窓からの光を最大限に取り込み、話し合いと休息の場所が健康を支えます。
01|縦の動き
会議室と展示場を、建物の中心に
フロアをまたいだ行き来を促すため、会議室、展示の広間、多目的の場所が建物の中心に集められています。
3階は来訪者向けの場所が並び、上の執務フロアは落ち着いた状態が保たれます。


02|形
メビウスの輪から、途切れない流れを
3階の吹き抜けには、メビウスの輪から形を取った木の造作家具が置かれています。
途切れずに続く流れが、休みなく新しいものを探し続ける姿勢を表します。段になった階段席は、全体集会や催しにも使われます。

03|設備
顔認証と、5メートルの映像の壁
会議室の予約を壁の画面から行い、入退室は顔認証、荷物は電子錠の棚で管理します。
2階の多目的の広間には、幅5メートルの全色発光の画面と高精細の音響があります。壁は音を吸う砂岩で、天井は星をちりばめた照明です。

04|健康
食堂、運動の場所、仮眠の設備
LEED と WELL の基準に沿って設計され、炭素の少ない材料が使われています。
食堂、運動の場所、仮眠の設備があり、働く場所が一日を過ごせる場所になりました。

出典M Moser Associates 公式プロジェクトページ「SenseTime, Shanghai」
出典URLmmoser.com ↗
写真©M Moser Associates(設計事務所の公式プロジェクトページ)



