はじめに
弄堂という、上海の路地から
設計の手がかりは、上海の住まいの形である「弄堂(ロンタン)」です。この街の建築の歴史を映し、さまざまな活動を受けとめる場所として、働く場所の原型になりました。
エレベーターを降りた先から、古びた風合いの床タイルが弄堂の石畳を思わせます。半分光を通すアクリルの天井板が、空を見上げたような印象をつくります。
01|受付
100インチの画面と、れんがから鋼への壁
エレベーターの正面に100インチの表示装置が置かれ、会社の案内と映像を映します。
受付の背面の壁は、伝統的なれんがからステンレス鋼へと移り変わり、古い意匠と新しい意匠をつなぎます。


02|5つの場所
歓迎、説明、デジタルツイン、設計思考、リキッドスタジオ
この拠点は5つの場所を中心に構成されています。
歓迎の場所、説明の部屋、デジタルツイン、デザインシンキングの場所、リキッドスタジオです。



03|階段
新しい鋼の階段が、2フロアを結ぶ
上の階の執務スペースは、新しく設けた鋼の階段で下の階とつながります。
行き来の流れが生まれ、思いがけない出会いが起こります。


04|席
席を決めず、曲線の照明に合わせる
上の階は席を決めない方式で、角ばった作業台が曲線の照明と向きを合わせます。
高さの変わる机と立って使う高めの台が、並んで座る人の視線をそろえます。会議室と集中の場所は床全体に散らされ、移動が生まれます。



出典M Moser Associates 公式プロジェクトページ「Accenture, Shanghai」
出典URLmmoser.com ↗
写真©M Moser Associates(設計事務所の公式プロジェクトページ)



