はじめに
横に広がるキャンパスを、縦に積み替える
Gensler はこの本社を「縦に積み上げたクリエイティブ・キャンパス(vertical creative campus)」と説明しています。郊外の制作拠点のように棟が横に並ぶのではなく、ひとつの建物の中で階を重ねる形です。
その中心に置かれたのが Great Room という広い一室で、ここが各階をつなぐ待ち合わせの場所になります。上下に分かれた組織が、ひとつの場所で顔を合わせられるようにした設計です。
01|ニュースルーム
190,000 sq ft に、昼の光を入れる
中央のニュースルームは 190,000 sq ft あり、Gensler は昼光が入ることを特徴として挙げています。
放送の現場は窓のない部屋になりがちですが、ここでは外光の入る場所として計画されました。

02|スタジオ
大型の観客スタジオを3つ
大型の観客スタジオが3つあり、最新のニュースルームと組み合わせて使われます。
収録の場所と編集の場所が同じ建物にまとまり、番組づくりの行き来が館内で完結します。


03|場所を選ぶ
シアター、閲覧室、会議センター、ワークカフェ
働き方は、活動に合わせて場所を選ぶ方式(activity-based)です。シアター、閲覧室、会議センター、ワークカフェが用意されています。
机に戻らなくても仕事ができる場所が各階にあり、打ち合わせの前後で座る場所を変えられます。

04|設え
法の求めを上回る設備
全性別トイレ、授乳室、ウェルネス室が設けられ、Gensler はこれらが法の求めを上回る水準だと記しています。
設計は Gensler と SOM の分担で、Gensler が内装・働き方・メディア制作、SOM が躯体と Great Room、1階ロビー、サイン、テラスを担当しました。













