はじめに
考えが生まれ、育ち、守られ、形になる。その各段階に場所をあてる
A+I によると、設計にあたって「考えはいつ、どこで、どのように生まれ、育てられ、守られ、形になるのか」を調べ、その道すじの一歩ごとに何が起きるのかを整理したそうです。
その結果、大部屋、講堂、書斎、くぼみ、小部屋、組み替えのきく協働のラウンジが、近い場所に混ざって置かれました。ひとりで練り直すことも、集まって試すことも、移動せずに切り替えられます。
01|選ぶ
用途を書かずに、選べるようにする
A+I によると、場所も色も光も、それぞれの用途をすぐには示さない作りにしてあります。
どこでなら自分は作れるのかを、使う人が見つけていくことを意図しています。


02|集まる
段になった床を、そのまま客席にする
緑でまとめた部屋は、床が段になっていて、そのまま腰かけられます。
机と椅子を並べ直さなくても、話す形に変えられます。

03|こもる
ひとりになれる小部屋を、通路ぎわに点在させる
通路ぎわに、ひとりぶんの小部屋やくぼみが点在します。
席を離れずに、少しだけこもる場所が近くにあります。


04|書く
白板のある部屋を、色で目立たせる
白板を備えた部屋は、色で強く塗り分けられています。
どこで何ができるかを、案内板ではなく色で知らせています。



出典A+I 公式プロジェクトページ「Publicis Groupe, ‘Le Truc’ Clubhouse」
写真©A+I(撮影 Magda Biernat/設計事務所の公式プロジェクトページ)



