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シカゴ|外食

McDonald's シカゴ本社|9つの階が、キッチンから街までを順に語る

シカゴのウエストループに建つ、9階建ての本社です。各階がキッチン、味、人、地域といった要素を表し、中央の吹き抜けにはいくつもの向きへ伸びる階段が架かります。設計した Studio O+A の公式ページをもとに、この本社の要点をご案内します。

会社 McDonald's ↗場所 シカゴ(イリノイ)完成 2018年広さ 480,000 sq ft設計 Studio O+A(内装)
中央の吹き抜け。いくつもの向きへ伸びる階段が架かる
中央の吹き抜け。いくつもの向きへ伸びる階段が架かる

はじめに

9階建てを、ひとつづきの物語として読む

Studio O+A はこの本社を「9階ぶんの物語(9-story narrative)」と呼んでいます。階ごとに、キッチン、味、人、地域という McDonald's の成功を支えてきた要素を割りあてました。

中央の吹き抜けに架かる階段は、一方向ではなく複数の向きに伸びます。「いくつもの方向へ同時に進む」という会社の姿を、形にしたものです。

01|階段

ひとつの向きに決めない、中央の階段

吹き抜けの階段は、上り下りの動きをいくつもの向きに分けています。行き先が一本道ではないことが、建物の真ん中で見えるようになっています。

階段のまわりには人が滞まれる場所が続き、移動の途中で立ち話が起きます。

色の帯が並ぶ共用の場所と、階段
色の帯が並ぶ共用の場所と、階段

02|階ごとの物語

キッチン、味、人、地域

各階には、それぞれの要素にちなんだ造作やグラフィックが入ります。木の壁に商品名が並ぶ階、線画のグラフィックが続く階と、歩くだけで話が変わります。

来客を案内するときにも、階を移るだけで会社の説明が進みます。

木の壁に、商品名のグラフィック
木の壁に、商品名のグラフィック
白い壁に描かれた、線画のグラフィック
白い壁に描かれた、線画のグラフィック

03|もてなしの場所

ホテルやカフェのつくりを、執務の場所に

Studio O+A は、ホスピタリティ(もてなし)の考え方を取り入れた場所と、通常のオフィスを並べて置きました。

カウンター席、ブース席、ラウンジと座り方が選べます。その日の仕事に合わせて場所を変えられます。

黄色いスツールが並ぶカウンター
黄色いスツールが並ぶカウンター
緑の長椅子が向かい合うブース席
緑の長椅子が向かい合うブース席
木のアーチが連なるカウンター
木のアーチが連なるカウンター

04|記録

資料を、壁に並べて見せる

額に入れた資料を壁一面に並べた場所があります。会社の歩みが、通り道の風景になっています。

模様を敷きつめた壁や造作も各所にあり、どの階にいるかが感覚でわかります。

額装した資料が並ぶ壁の前を歩く人
額装した資料が並ぶ壁の前を歩く人
模様を敷きつめた壁の前を歩く人
模様を敷きつめた壁の前を歩く人
吹き抜けに下がる造作と、緑
吹き抜けに下がる造作と、緑
会社McDonald's ↗
出典Studio O+A 公式プロジェクトページ「McDonald's HQ」
出典URLo-plus-a.com ↗
写真©Studio O+A(設計事務所の公式プロジェクトページ)
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