はじめに
会社の向きが変わるとき、建物の中も変える
この改修は、Nokia がインターネットの会社へ組織を組み替えていく時期に行われました。設計の主題は、協働(collaboration)と、場所を決めずに働くこと(mobile working)です。
工事は社員が入居したまま、複数の段階に分けて進められました。全員がいったん外に出る方式ではなく、使いながら直す方式が選ばれています。
01|吹き抜け
階をまたいで、気配が伝わる
建物の中心には、上下の階が見通せる吹き抜けがあります。どの階に誰がいるかが分かり、上の階の様子が下からも見えます。
吹き抜けに面して、色ガラスで囲った小部屋が積み重なります。


02|小部屋
色ガラスで囲って、場所を見分ける
打ち合わせの小部屋は色ガラスで囲われています。遠くからでも部屋の位置が分かり、中の気配も伝わります。
完全に閉じないため、短い相談のために立ち寄りやすくなっています。


03|働き方
席を持ち歩く前提でつくる
改修の主題のひとつは、場所を決めずに働くことでした。執務の場所は、移動しながら使うことを前提にしつらえられています。
ソファの並ぶ場所や、囲われた席など、作業の種類ごとに選べます。

04|工事
使いながら、少しずつ
工事は何段階にも分けて行われました。社員の仕事を止めずに進めることが条件だったためです。
大きな移転をせずに建物を更新できることは、長く使う本社では利点になります。

会社Nokia ↗
出典Clive Wilkinson Architects 公式プロジェクトページ「Nokia House」
出典URLclivewilkinson.com ↗
写真©Clive Wilkinson Architects(設計事務所の公式プロジェクトページ)



