はじめに
建物全体ではなく、人のいる場所だけを空調する
Clive Wilkinson Architects は、空調のない倉庫の中に、テントでゆるく囲った「空調の島(breathing islands)」を置きました。建物全体ではなく、人のいる部分だけを冷やす考え方です。
輸送用コンテナを個室として使い、同時にテントの骨組みを支える錘(おもり)にしています。ひとつの要素に、ふたつの役目を持たせた構成です。
01|テント
白い布を張って、島をつくる
白い張力膜が倉庫の中に張られ、その下が空調の効く場所になります。
壁で仕切らないため、倉庫の大きさはそのまま感じられます。

02|コンテナ
個室にしながら、錘にもする
輸送用コンテナは個室として使われ、窓が開けられています。
同時にテントの骨組みを支える錘として働きます。


03|言葉
紺のコンテナに、引用を刻む
紺色のコンテナの側面には、言葉が白く記されています。
非営利の団体として、掲げるものを建築の面で示した例です。

04|中
木で内装した、コンテナの中
コンテナの内部は木で仕上げられ、白いソファと小さな台所が収まります。
会議の部屋もコンテナの中にあり、開口から中が見えます。













